東京都/東京都障害者スポーツ協会東京ゆかりパラリンピック出場候補者強化事業「コンプライアンス講座パラリンピックに向けたSNS使用の注意点」

松本泰介が、東京都および公益社団法人東京都障害者スポーツ協会令和3年度東京ゆかりパラリンピック出場候補者強化事業パフォーマンス向上プログラムコンプライアンス講座において、「パラリンピックに向けたSNS使用の注意点」をテーマに講演を行った動画が公開されました。

(公社)東京都障害者スポーツ協会は誰もがいつでもどこでもいつまでもスポーツを楽しめる社会の実現を目指しています。

2歳のとき、病気が発症しました。病名は顆粒球肉腫。3歳になる直前に左膝から下を切断しました。義足を見られるから、体育はキライでした。転機は、7歳のときに両親と行った、          障害者スポーツセンター。そこではみんなが義足や車椅子で汗を流していて「ここでは気にしないでいいんだ!」と感じたのを覚えています。中学入学前から水泳をはじめて、最初は、練習はすごくきつくて、つらくて、ついていけませんでした。でも一度決めたら変えない性格だし、きつい練習が終わった時の達成感にやみつきで、やめるって選択肢はなかったです。練習して泳げるようになってきたら、障害者スポーツセンターの水泳大会や東京都障害者スポーツ大会に出場したりして、今では健常者と同じ大会に出場したりもするし、ゴールから電光掲示板を振り返る瞬間が、最高に好き。義足であるという私に、自信が持ててきた気がします。現実的に見て、私の実力だとパラリンピック出場は高い目標。でもあと1年、全力で努力していきます。水泳が好きでやっているから、ずっと続けて、より高い景色を見られるように。悔いが残らないように。

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Sports Law Lablatory

早稲田大学 スポーツ法研究室 早稲田大学スポーツ科学学術院教授・博士、弁護士の松本泰介がスポーツ法、スポーツガバナンスに関する研究を行っています。